以下のシン・アカデミアの運営方針は、「アカデミアの本質を明らかにする研究」の進捗に応じて変化していきます。ご意見やご提案も広く受け入れています。ぜひこちらのレポジトリにプルリクエストをお送りください。 https://github.com/sudodo/shin-academia-web

シン・アカデミアとは

シン・アカデミアでは、純粋な知的好奇心に基づいて、真理に近づくための探究活動を行なっています。私たちはアカデミアの原点に立ち返り、その本質を現代において実践することを目指します。

1. 私たちが目指すもの:二つの探究

私たちの探究には二つの側面があります。 一つは、研究者一人ひとりが自らの好奇心に従って行う 「真理に近づくための探究」 です。私たちは、個人の主観的な幸福と、社会や自然という客観的な要請が調和する境地を探ります。

そしてもう一つが、 「探究そのものへの探究」 です。純粋な探究活動の本質とは何か、そして、それを現代社会でいかにして成立させられるのか。アカデミアの運営方法や思想の探究も、私たちの重要な研究対象です。

2. 研究の価値は、探究そのものにある

シン・アカデミアにおいて、活動の報酬は「真理に近づいた」という知的な喜びと満足感だけです。私たちは、社会的な名誉や金銭的な見返りのために探究することはありません。

この考えが、私たちの活動のあり方を規定します。本来の探究には不要な、競争、評価、表彰、学位といった制度は一切ありません。不正や隠蔽を行う動機が存在しないため、誰もが自らの探究の進捗を自由に共有します。他者の進捗は、自らの探究を助ける貴重な糧となるからです。

3. 探究に終わりはない

研究のテーマは、研究者自身の内なる欲求だけが決定します。そこに決まったカリキュラムや終わり(卒業)はありません。私たちは、誰もが生涯にわたって研究者であると考えます。

独立性と疎結合

シン・アカデミアは、特定の国家や企業から独立した意思に基づいて運営され、権威や豪華さとは無縁の、探究のための必要最小限の場であることを目指します。

だからこそ、シン・アカデミアは多様な人々や組織と広く交流し協力します。それにより、フラットでオープン、それでいてしなやかな強靭さをもつ組織を維持することができます。